2度目のジャングルマラソン・スタート
いよいよジャングルマラソンが始まります。成田空港からダラスへ。ダラスからペルーの首都リマに飛んで、さらにクスコに飛びます。クスコはペルーのアンデス山脈の中にある都市で、インカ帝国の首都として繁栄していたそうです。標高が3.399Mもあって(富士山が3.776M)空気も薄いみたいで高山病の症状を訴える人もちらほらいました。
クスコが前線基地です。
クスコのホテルはホテルルイナスという街の中心にある広場Plaza De Armas(アルマス広場)のすぐ近くにあります。ここで一泊して明日の早朝、スタート地点まで移動です。
翌朝早朝、いよいろ隊列を組んでスタート地点に移動です。
寒くてガタガタ震えながら移動。いつしか隊列は山岳地帯に突入、未舗装のガタガタ道でガードレールも無し。落ちると谷底に真っ逆さまの悪路を走り続けます。生きた心地がしなかった。
途中2回の休憩をはさんでようやくキャンプ地に到着。
早速ハンモックを張り、明日のスタートに備えて装備のチェックを行いました。明日から5日間のレース期間中は水以外の補給が受けられません。緊張です。
19時くらいには寝ました。夜中に目が覚めてハンモックから顔を出して空を見たら星が。天の川がくっきり。
ジャングルマラソンStage1 / いよいよレース開始 / 2019 BTU Jungle Ultra
天気予報では雨でしたが夜中にパラパラと雨が降った程度で大したことなかったです。このまま晴れてくれればいいなあ。
ジャングルマラソン。朝は大忙し。
ハンモックを撤収し食事をし、荷物を整理します。そして5日間の期間中に必要と思えるものだけを残し、それ以外の荷物は主催者に預けます。ここから先は補給が受けられないので何を預けるかは大切な戦略の一つです。
ステージレースにも慣れてないし登山もやらないからか、相変わらず荷物が多いし重いです。多分13kgはあるはず。これに水が加わってとんでもない重さになるのでしょう。みんなのリュックを観察するとすごいコンパクトにまとまっている。なんでや!軽量化したいけど防寒着もいるしどうしても軽くなりません。それでも思い切って多くの荷物を現地スタッフに差し上げました。その中には寝袋もありました。さてどうなる。
いよいよジャングルマラソンのスタートです。
膝と股関節は持ってくれるのでしょうか? 不安はありますがとにかく自分を信じて前に進みます。村長さんの挨拶があったのちにスタート。
ジャングルマラソンのスタートしました!
世界のカニさんと北田さんの姿が見えます。最高にテンションがあがります! GO !GO !GO !
最高にテンションがあがります! GO !GO !GO !
ジャングルマラソンのスタートしました! かと思ったら・・・続きは動画で。
ジャングル地帯に入って下り坂
順調に進んでいます。これぐらいは日本でも練習済みです。余裕ですね。ヒョウ柄のTシャツもかっこいい! 汚れてない衣服も最高(このあとはドロドロに汚れていきます)
このあとは下り坂がどんどん続き、だんだんと膝への負担がのしかかってきて、最後は右膝(バイク事故で故障した方の膝)は悲鳴をあげ始めました。
丸太の川渡り。バランスを取るのが難しくてなにげに怖かった。
ロープを頼りに崖をよじ登ります。
撮影する余裕があるくらいだからまだまだ平気です。しかし、この後の登り坂はマジできつくてなんども休憩をしながら登っていきました。きつかったなあ。
ジャングルツアーに香港から来られた方とツバ吉さんと
横浜に住んでたそうでびっくり。まだ衣服は汚れていません。余裕ですね。余裕!
雨が降って来ました。
カッパを着るのも面倒だったのでそのまま突き進みます。ジャングルに降った雨は小さな川から支流へとつながり大きな流れになります。カッパを着ない。そのうち雨も上がる。上がって欲しいとの願いも虚しくずっと雨。
初日やっとゴール。
初日のコースは楽でした。でも後日思いっきり苦しめられたけど。今日はここで寝ます。午後から降り続いた雨で泥だらけです。ここには小さな小屋があります。裏山には滝があってそこで滝のシャワーが浴びれるそうですが寒くてやめ。トイレは洋式ですが便座がありません。こちらでは便座が無いのが普通みたいです。カップラーメン食べてハンモックでさっさと寝ます。
夜中に雨が本格的に降って来た。ハンモックの中にも雨が振りこんでくる。アルミのサバイバルシートなどで雨を防御しつつ寝袋にくるまって耐えしのぎました。
ジャングルマラソンStage1
続きは動画でご覧ください。